カフェ クレープリー ル ブルターニュ
ケルト古代アートと
ブルターニュの
現代アート
ケルト古代アートとブルターニュの現代アート

ケルト古代アート ケルト古代アート
紀元前8世紀頃、ヨーロッパに初めて鉄を使いこなす民族が現れました。
後にギリシア人により、ガリア人、ブリトン人と呼ばれた彼らが、ヨーロッパの人々の先祖「ケルト民族」です。
紀元前の500年間には、その活動範囲、高度な文化の面でも絶頂期を迎え、ローマ人によって西へ追われるまでの間、ヨ−ロッパ全土で栄光を誇ります。

古代ケルト人の自由の精神は、度重なる民族移動、多神教、また見るものに解釈の自由を残すという芸術表現に現れました。
優れた農耕技術をもつケルト人たちは、 ヨ−ロッパを穀倉にしました。この農本主義経済がケルトに豊かな富をもたらし、彼らの自由な精神性の基盤になっていました。
豊かさは絢爛豪華な彼らの装飾芸術にも象徴されます。装飾品、生活用品に施された装飾模様の緻密な技巧。自然をモチ−フにしたものが装飾性を増し、幻想的な模様へ。

彼らは曲線を好んで用いました。ロ−マ人による写実芸術の出現にあっても、その有限的性格が好まれずケルト人たちの間にはあまり広まりませんでした。迷宮のような曲線模様には始まりも、真ん中も、終わりもなく、外に向かっていたものがいつしか内へ収斂していきます。渦巻き模様の多用、内側に同じような模様が繰り返されるフラクタル的な模様もみられます。このケルトの人々の自由奔放性、不確実性への嗜好は、自然というものを捉えていた彼らの視点を透かしてみせてくれるようです。私たちが今世紀になって証明したものを古代ケルト人たちはすでに知っていたのかもしれません。科学と合理主義によって今日忘れられようとしている、人間のもつ想像力。ひとつのものを多面的に捉える姿勢。ケルトの人々の文化遺産を、皆さんはどのように受けとられるでしょうか。

ブルターニュの現代アート
ソフィー・ダルレー
ソフィー・ダルレー

主な作品:
絵画、等身大のパネル、カンペール陶器・ダール・ブルトン社製品のデザイン等。
ブルターニュ出身の、若手女性アーティスト、ソフィー・ダルレー。
伝統にとらわれず、ポップアートのような色使いやイラストのようなタッチで、民族衣装であるコワフ(帽子)やサボを身につけたブルターニュ女性を表現豊かに描いています。
一般的に「ブルターニュ女性」というとお堅いイメージがあるのですが、彼女の作品に描かれている女性達は気軽で明るく、親しみやすい雰囲気を持っています。
「お決まり」から逸脱し、非常に現代風で、大胆で、チャーミング。また、まるで男性との会話の最中のような、美しく、いきいきした女性達の表情やあどけない素振りなどがありのままに描かれています。

ソフィー・ダルレー:作品ソフィー・ダルレー:作品ソフィー・ダルレー:作品