ソバ Sarrasin

ソバは妙薬

ソバ

「ソバ」というと日本のものというイメージがありますが、実は、アジアはもちろん、ヨーロッパやアメリカ大陸でも栽培されているグローバルな作物なのです。

レンヌONIC(国立インターシリアル局)の調べによると、19世紀末にはフランスでも60万haの耕地でそばが栽培されていました。21世紀に入るとそれが2750haにまで落ち込み、その生産量は4680トンとなっています。しかしその80%をブルターニュ地方が占めるというのですから昔からブルターニュ地方でそば粉のクレープガレットが根付いてきたわけが分かります。

ところでソバはなぜ体にいいのでしょうか?

ソバの成分の特長には以下のようなものがあります。

・ビタミンB1
心臓肥大・心臓病を予防する効果があります。
・ビタミンB2
高血圧、動脈硬化を予防する効果があります。また、皮膚を強くし、口内炎・結膜炎の予防にも効果があります。
※ ビタミンB1・B2は、なんと小麦粉の2倍、白米の3倍も含まれています。
・食物繊維
消化器系ガン、各種成人病を予防する効果があります。
・ルチン (ポリフェノールの一種:ビタミンP)
欧米では血管強化剤として認可されているほどのすぐれもので、穀物の中では唯一そばにしか含まれない栄養素です。
毛細血管に弾力を持たせて強化し、血圧を下げる作用があるため、脳卒中や高血圧症を予防する効果があります。また、糖尿病の予防にも役立ちます。
記憶細胞の保護、活性化に役立ちます。老化防止にも良いといわれています。
ビタミンCと一緒にとると、吸収が促進されます。

つまり、ビタミンCがたっぷりのシードルを飲みながら、そば粉のガレットを食べることが優れた食べ合わせ!!

これらの成分(ルチン・ビタミンB1・B2)は、水溶性のため、調理法によっては失われてしまいます。 しかし、ガレットでは、ソバの全成分が逃げ出さずにもれなく入っている理想的な食べ物なのです。