ブルターニュの西にある街、カンペール。家や城壁などの街並みに中世の面影が残り、歴史と芸術が生きています。300年の伝統をもつカンペール陶器の絵柄は、太陽、海、花、鳥などをモチーフに描かれているのが特徴です。
写実的な絵付けではなく、むしろ絵画的に描かれ、この地方の民族衣装と同様、伝統文様が現代に伝わり、生かされていると言えましょう。
長い間人から人へと伝わってきたものには、一人の芸術家だけには作りえない価値が宿っているはずです。壮麗さを抑え、自然の風物とともにありたいと願った昔の人たちの好み。こうした思いを、時代を超えて私たちと分かち合うことができるのが、カンペール陶器なのです。
数ある工房の中でも古くからの技法に忠実な、ファイアンスリー・ダール・ブルトン。何代も前から優れた陶工を擁し、世界中にカンペール陶器の名を有名にさせたアンリオ家によって再編された工房です。
絵柄はすべて丹念に手で描かれているため、二つとして同じ製品は存在しない工芸品です。
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